一都三県で約2万6千軒の飲食店に”生鮮三品(肉・魚・野菜)”を卸している、総合食品卸業者「株式会社プレコフーズ」。
その拠点の一つとして、2017年6月、新木場3丁目に開設されたのが、主に食肉の加工・配送を行っている「株式会社プレコエムユニット 東京ベイセンター」です。
(プレコエムユニット・・・プレコグループの食肉・冷食加工品部門を担う会社です。)
従来は飲食店などの業務用の食品卸のみを行なっていたこちらの会社ですが、2020年の新型コロナウイルスの流行を機に、「ご自宅でも飲食店の味を楽しんでいただきたい」「外出がしづらくなった方が、スーパーに行くような感覚で利用できるように」という想いから、各センターでの直売や、個人宅向けの食品の配送サービスを開始しました。
配送サービスの詳しい使い方や、その様子についてはこちらの記事をご覧ください♪
今回は、株式会社プレコフーズが誇る、「安全」「品質」「鮮度」を追求した食材の魅力についてご紹介します!
国内最高クラスの衛生設備で、食材とお客様の「安全」を守る
お客様の笑顔を守るために、何よりも安心して食事を楽しんでいただくことを大切にしているプレコフーズ。
都内にある6つの加工・物流センターでは、温度変化や雑菌の付着による食品の品質劣化を防ぐため、徹底した温度管理・衛生管理が行われています。
今回はその中の一つ、東京ベイセンターにお邪魔しました。
まず、建物の入り口から作業室に入るまでの間に3箇所の手洗い場が用意されており、従業員はもちろん、来客者も手洗い・うがいを徹底。
さらに、蛇口などに触れずに、センサーの操作のみで手洗いから消毒までを行えるようになっていました。
▲見学させていただいた弊社社長も、白衣を着用し、しっかり手洗いをさせていただきました。
作業室は、食品と人の流れが一方通行になっていて、洗浄前の原料と加工済みの衛生的な商品が接触することのないように配慮されています。
作業スペースをより多く確保すれば、その分多くの食品を扱い、利益を増やすこともできますが、衛生面を第一に考えて作業台等の配置を行なっているのだとか。
そのほか、作業室に入る前の「エアシャワー」や、作業室を常にムラなく11℃に保ち、空気中の塵やゴミに付着する雑菌を除去する「ソックチリングシステム」、殺菌効果の優れた「微酸性電解水」の生成装置など、様々な設備を導入しているのはもちろんのこと、
作業室に持ち込むボールペンはキャップのないものに統一する、絆創膏を貼る際は使用枚数を管理するなど、細部にまで工夫がなされていました。
職人による手作業で、高い「品質」を保つ
プレコフーズでは、食肉の加工は職人による手作業をメインに行っています。
こちらは、チャーシュー用の豚肩ロースの糸巻き加工を行なっている様子。
瞬時に、でも、とても綺麗に糸が巻かれて行く様子に驚き!
チャーシューの糸巻きは、購入後にお客様自身が行うこともできる作業ではありますが、飲食店やご家庭での料理の手間を少しでも軽減するため、お客様からの様々なご要望に応えて商品をご提供しているのだそうです。
豚肉をカットする作業は、専用の機械を使って1枚ずつ丁寧に、素早くカットしていきます。
同じ部位でも、「生姜焼き用」や「しゃぶしゃぶ用」など、調理方法によって厚みを変えたり、注文の際にお好みの厚さをリクエストすることも可能です♪
お客様一人一人が、より美味しく食材をお召し上がりいただけるような商品提供を心がけている様子が伺えますね。
他にも作業室では、一串一串、丹精を込めて手作業で行っている焼き鳥の仕込みを見ることができました。
”丸鶏”をその場で捌くから、「鮮度」抜群!
プレコフーズは、1955年に創業した当初は主に鶏肉を扱う商店だったとのことで、現在も鶏肉は看板商品の一つです。
鶏肉は、豚肉や牛肉と比べても、特に「鮮度」が大事な食材ということもあり、プレコフーズのオリジナルブランド鶏である『匠の大山鶏』『総州古白鶏』『美桜鶏』は、できる限り新鮮な状態でお客様の手元に届くように、
”丸鶏”という捌かれる前の状態で産地から届き、センターで解体作業を行なっています。
頭から尻尾まで、そのままの形で送られてきた鶏を、専門の職人が手作業で捌く様子を見学させていただきました!
手早く、そして部位ごとに細かく、正確に切り分けられていく様子に圧倒されます。
▲一羽の鶏が、数分で部位ごとに分かれていきました。
鮮やかな赤色をした新鮮な内臓や、鶏冠、ハラミなどのスーパーでは売っていない希少部位はもちろん、
「鶏のトマホーク」という、手羽先・手羽元・胸肉が一つになった骨つき肉など、自社で捌いているプレコフーズならではのラインナップを取り揃えています。
見学した鶏肉はハリと弾力があり、新鮮そのものでした。
飲食店御用達の食材を家庭でも♪
これまでは飲食店でしか味わえなかった、「安心・品質・鮮度」を追求した、プレコフーズ自慢の食材たち。
現在では、各センターにて直接受け渡しを行う「卸直売所」と、エリア限定で個人宅への配送を行う「卸直送便」の2つのサービスで、個人のお客様にも美味しくて新鮮な食材をお楽しみいただけるようになりました。
卸直売所は、新木場3丁目の東京ベイセンターでも行っていますので、お仕事の帰りや新木場や若洲でのBBQの際に、是非ご活用くださいね♪(事前予約制)
※保冷剤などは付いていませんのでご注意ください。
▲卸直売所の受け渡しの様子。
卸直売所の詳細はこちら・卸直送便についてはこちらの記事をご覧ください♪
飲食店御用達の食材を、是非ご家庭で味わってみてくださいね!