夢の島公園の敷地内にある「夢の島熱帯植物館」。
こちらの施設では、普段から馴染みのある植物はもちろんのこと、本来は都心では見ることのできない珍しい熱帯植物などが栽培されていて、
いつもよくみている植物の意外な一面や、普段、私たちが「食べ物」として扱っている植物が、花や実をつけている様子など、新しい発見がたくさんできる場所となっています。
水辺の植物が集まるAドーム。
外観からもわかるように、ドームは大きく分けて3つに分かれていて、右から、Aドーム、Bドーム、Cドームとなっていて、それぞれのドームごとに、テーマを分けて植物が植えられています。
ドームの入り口となるAドームでは、「三大聖樹」がお出迎え。
▲左から、ムコウジュ、サラノキ、インドボダイジュ。
全て、仏教の「お釈迦様」に縁のある樹ということで、まさに「パワースポット」ですね♪
こちらのAドームは、中央の池とそこに流れる滝を中心に、「水辺の植物」が集まっています。
なお、この日の館内の湿度は約70%、温度は23〜4℃ほどで、まさに「熱帯」といったような気候でした。
コートを着ていると汗ばんでくる気温なので、冬でも上着は脱いでいて大丈夫そうです。
普段はお目にかかれない、珍しい花々に魅了される!
こちらは、東京ではなかなか見られない「ブッソウゲ」。
▲別名「ハイビスカス」。
「南国の花」の代表的なイメージですね。
さらに、同じアオイ科で「ウナズキヒメフヨウ」。
▲こちらのお花は、この状態が「満開」なんだとか。
同じ種類の花でも、咲き方は様々。でも、どれもとっても綺麗です。
こんな面白い植物もありました。
何の形をしているか、わかりますか?
「海老だ〜〜〜!」
そう。こちらは「コエビソウ」という名前の植物です。
夏になると、もっと赤く大きくなるそうです。ますます海老に見えそうですよね!
ちなみに、今見えている部分は葉で、この裏に花が咲くのだそうです。
室内でよく見る、あの植物も・・・!?
観葉植物としても有名な「モンステラ」。
▲モンステラの葉っぱは、成長とともに割れ目ができていきます。
葉っぱと一緒に垂れ下がっているのは、なんと「根っこ」なのだそう!
こちらも、観葉植物として人気の「ガジュマル」です。
▲「幸せの木」とも呼ばれています。
観葉植物として育てている木も、野外で育てると、こんなに立派な大きさになるなんて驚きですね。
滝の裏側はトンネルになっています。
まるで本物のジャングルを冒険しているみたい。ドキドキ、ワクワク。
この先に何があるのか・・・!?
気になる!という方は、ぜひこちらの記事をご覧ください♪
※紹介した植物は、2018年1月時点の状態です。
更新日:2021年5月29日